私たちは現代の食文化に対して、どう社会に貢献していけるのか。人は食なしにして生活は出来ないものですならば、「食」がいかに重要で大切かを考え、もう一度｢食｣を見通し創作する。｢食｣とは人を健康にもし、又害にもなりうる。
私達がかかわる責任は重大なものです。先ずは安心で安全な食材を利用する、その食材の良さ（効力）を最大限に活かし、人に健康を与える。その為の努力を惜しまず、常に邁進する事が社会に於いての私達の役割である。
又、私達は食事を取る時に、ただ空腹を満たすだけの食事でしょうか、人が人を通じて喜びを感じ、会話を楽しみ、信頼し合う場、そんな時、何故か食事を囲む食卓があります、やはり空腹を満たすだけの為に食事はあるのではありません、人と人のふれあいの場こそが食事、食卓の原点であると考えます。その大切な空間をプロデュースする事も私達の最も大切な使命なのではないでしょうか。お客様の笑顔、満足度なしにして私達の利益はないと思います、が故に利益を求める、そして私達の生活も成り立つ。でも、利益はお客様の満足なしにして得られません、利益を優先するのではなく、満足、信頼を最優先するその事が一番大切な事と考えます。｢先義後利｣の言葉は私達の大切な教えのひとつです。人が人生を通し生きてゆく事、人の交わりのなかで出来る事、人が人生の中で果たさなければならない役割、そして人はひとりでは決して生きられない。社会とは人の輪の中で、その役割を果たせる様に常に出来る事をやる、努力を惜しまず人の為、社会の為に貢献する、そして人生を通してその足跡を残す事、それこそが私達、宝寿園の理念でもあります。